
当院の整体・身体観として、最も重要視しているが「脱力」です。身体的にも精神的にも、広義で考える社会の中で脱力意識、身体操作・心の状態をコントロールできる事が健康的暮らしのひとつだと考えています。
個人的に脱力に対しての熱量も少々お高めなので、少し暑苦しく語ってしまうもしれませんがご興味のある方は目を通して下さい。
脱力とは?


脱力はスキルです。磨けば磨くほどです。緊張が悪いわけではなくて、長時間緊張し過ぎるのが良くない状態です。慢性的な緊張は様々な不具合を生じさせます。
脱力は単純に力を抜くことにあらず
ここでお伝えする「脱力」の意味は、ダラ〜ッと力を抜いてフニャフニャになるような状態の事ではありません。脱力とはどういった状態の事かというと、「余分な力を抜いて、アイドリング状態でいる事」です。
言い換えると、無駄な力を抜く事。筋肉に頼り過ぎない事。極力緊張しない状態を創るなど、結構抽象的で難しいです。現在、私は太極拳や古武道を通して日々脱力を学んでいます。古来から伝わる身体操作で共通している大切な教えが「脱力」です。
当院に来院中のプロのスポーツ選手や楽器奏者、武道家、茶道家、書道家、身体を扱うセラピストまで、全てのパフォーマンス向上への鍵は「脱力」だと仰っております。共通する事なんですね。
もちろん日常生活のパフォーマンスを豊かにする大切な要素であることも間違いありません。これがまたなかなか難しい。無意識に発動する「緊張」や「力み」に気づくことさえ難しい。癖になっています。
脱力するにはコツを知る事。まずは自分の「力み」や「緊張」に気づく。それから脱力するためのアレコレを取り入れていく。私も毎日意識的に練習しております。昔から受け継がれてきた教え、先人・先輩から伝えられた事を自分の生活に落とし込み、皆様にお伝えできるように日々精進です。目指せマイ脱力。
脱力するとどうなるの?

脱力を意識できるようになると、姿勢が変化します。イライラが軽減します。物を丁寧に扱うようになります。生理学的機能で考える循環も向上します。肩こりや腰痛の軽減に繋がります。心が落ち着きます。良いことづくしのオンパレード。
これらについてのエビデンスや詳細なデータはありませんが、緊張が身体や心を蝕める可能性がある事は何となくご理解頂けるでしょう。あらゆる緊張やストレスは自律神経の乱れに繋がるわけですから。
お伝えしたい脱力という身体の使い方は、古来からの身体操作方法ですし、武道・武術・各分野のパフォーマンスにおける大切な身体向上の操作でもあります。脱力は、きっといい。私は信じております。
脱力の目的

目的は、「ごきげんに行住坐臥」ができる事です。緊張を抜く事。無駄な力を抜く事。それらを日常の生活に落とし込んで過ごせるようになる事。自分の緊張に気付いてあげる事。
なにより、身体の脱力を通して心の脱力に繋げる事ができれば、ある程度の緊張状態から解放され、日々の身体的・精神的ストレスを軽減させた暮らしができるのではないかと考察しております。自分自身でコントロールできるように。
※ 行住坐臥・・・日常の立ち居振る舞いのこと(歩く、止まる、立つ、座る、寝る、などの日常の振る舞い。普段、日常など。
脱力方法・基礎

当院でお伝えするベースとなる脱力のコツを踏まえたうえで、各・脱力体操で脱力感覚を掴んで、さらに応用しながら日々意識できるようになればベスト。しかし、脱力稽古に終わりはありません。自分の身体感覚を感じ取り続ける事が必要です。意識を自分に向ける事は楽しい事です。
日常の緊張や力みに自分自身で気付いてあげること。その意識の積み重ねが豊かな暮らしに繋がるのではないでしょうか。私もまだまだ脱力の稽古中。緊張に対する対策は一生続きます。一緒にワンダフル脱力を目指しましょう。
骨の意識(感覚)
生活や仕事の癖などによる歪みは日々の環境に依存し、骨(構造)で立つ・座るという本来の身体操作が蔑ろになっています。骨の意識が抜けて筋肉に頼り過ぎる状態となり、さらに緊張し硬くなり、滞りを生みます。それが症状となって辛い状態を導く大きな原因のひとつになりかねません。大切なのはテンセグリティ構造です。
テンセグリティ構造・・・テンセグリティとは、骨格となる圧縮材(パイプ)を引張材(ワイヤ)でつなげた構造物で、非常に軽量でありながら丈夫だという特徴があります。人体に置き換えると、筋・筋膜や腱が引っ張り合う釣り合いによって、骨が関節の間にすき間を持って、浮いたようにつながる構造。
骨で立つ
骨で立つ。言葉を変えれば構造で立つ。構造で座る。構造で歩く。構造をちゃんと使って生活しましょうという事です。筋肉には筋肉の役目。骨には骨の役目があります。それらをもう一度見直すことも大切なことではないでしょうか。
骨で座る
座る行為ひとつにしても、普段何も意識することなく座っているのではないでしょうか?実は、座る時のポジションも大切です。骨盤には坐骨という骨があります。読んで字の如く「座る骨」です。ここに重心・重力が流れることが理想です。もちろん長時間同じ姿勢でいる事は疲労につながるので、戻る場所・原点の場所として構造で座る!という意識が必要です。
ワンダフル・脱力

言葉通り、脱力はワンダフルです。そして、脱力はスキルです。脱力は全てのパフォーマンス(生活)のベースとなる操作です。自分で気付いて脱力する意識を高めていくしかありません。
身体の脱力を感じる事ができれば、きっと心の脱力にも繋がるでしょう。心の脱力に繋げる事ができれば・・・脱力はワンダフルなのです。
緊張

緊張とは?
ここでいう緊張とは様々な環境下における、身体的・精神的・社会的な緊張のことを指します。リラックスしてと言われても実践する事は難しい。
人間は常に緊張状態にあると言っても過言ではないでしょう。緊張していて当然です。ですから、その緊張している「じぶん」に気づいてあげる事が大切です。
たとえば、肩に力が入っている・身体の力が抜けない・食いしばってしまう・手を握る癖がある・人と話す時身体が強張ってします。など。人によって状況は緊張の強弱は様々です。不安は緊張と密接な関係です。
緊張するとどうなるの?
coming soon…
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当院の特徴
料金について
※初回検査料金1000円(別途必要)
◉ 整体スタンダード:6000yen
今現在、抱えているお悩みに対して対応する施術。
肩こり・腰痛・頭痛・生理痛・膝痛・眼精疲労、
股関節痛・産後の骨盤矯正&整体など慢性症状が対象。
◉ ぜんしんの整体:8000yen
時間をかけて全身を細部まで整えます。
姿勢・骨盤矯正と自律神経の調整を融合させた施術。
◉カラダメンテコース:12000yaen
とにかく疲れている方や多岐に渡る症状でお悩みの方、
定期的に通えない方に向けてのカラダメンテナンスコース。
コースの詳しい説明はこちら⬇︎
》》各コース・料金の説明
院長プロフィール

名前: 新 良一(シン リョウイチ)
生年月日:1980年12月17日生まれ
家族: 妻と娘と息子の4人暮らし。
趣味:プロレス・コメディ・パントマイム・ウクレレ・読書
治療家歴:15年以上
詳しいプロフィール⬇︎
》》シンのプロフィール
ライフスタイルに合わせた整体
ひとりひとり環境は違います。
生活背景や癖、性格や姿勢などすべて違います。
ひとりひとりのライフスタイルに合わせた整体。
痛みもなく「良い加減」を心がけた施術を行います。
滞り(体液)を良くして快適な身体へ
滞ることにより様々な症状として表現されます。
その滞りを当院のアプローチにより快適に流れる状態へ。
皆様の暮らしの小さな支えとなれるようにサポートします。
心身一如とカラダメンテ
心と身体は常に調和している。
心が疲弊すれば、身体も疲弊します。
逆もまた然り…心と身体の両方のケアを心がけます。
どちらが欠如してもいけません。
両方が伴って初めて好循環に向かいます。
心と身体は放っておくと必ず疲弊します。
髪の毛や肌のお手入れなどと同じです。
何より日々のケアが大切となります。
身体のメンテナンスで通われている方も多いです。
自分の心と身体に向き合う意識を高めます。
クライアントの声

グーグルへの口コミ

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アクセスマップ
骨盤矯正・姿勢不良・自律神経の乱れを中心に様々な症状に体をうしております。肩こり・腰痛・慢性症状・産後の骨盤矯正・産後の整体・頭痛・不眠・耳鳴り・冷え性・生理痛・めまい・更年期症状・パニック症状・不安神経症・ストレスによる諸症状などの状態を鍼灸の国家資格保持者が整体します。
あなたの暮らしの小さな支えとなれるように
全力で向き合って一緒に整えていきましょう。
ご相談・ご予約お待ちしております。
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