2月になり激しく冷え込んできた。当院でも風邪やめまい、首から背中にかけてのガチンコチンの張りを訴える方が増えている。原因は生活習慣や日常の癖はもちろんですが、確実に言えることはカラダの『冷え』。冷えは万病の元、ってのはホントの話でこの季節は冷えとの戦いと言っても言い過ぎではない。
冷えが引き起こす症状は多岐に渡る。慢性的に感じている肩こり・腰痛の悪化はもちろんのこと、一番厄介なのは自律神経が乱れること。「冷え」は自律神経を乱す3大要素のひとつ。
ということで、冷えをぶっ倒すためのセルフケアをシェアします。湯船に浸かるとか、下腹部や仙骨部、足の裏にカイロを張るとか、首を冷やさないようにする、ではなくて自分でできる整体ってやつ。細かい解剖生理学的な話は置いといて、とにかく寝る前にでも試してほしい。骨盤内の循環を促進させる効果があります。要は、自分でできる内臓調整。
セッティング:図のように仙骨部に重ね折りしたタオルをセットする。(タオルは単行本1-2冊ぐらいの厚さに)
①両手をおなか(丹田辺り・おへその少し下)に優しく添えるように並べて置きます。手は重ねて置いてもok。自然に添える感じ。グッと押し付けるような圧はかけないでね。
②自然に添えた手を左右・上下に動かして動きやすい方を感じてみる。(あえて感じてみることが大切。わからなければ添えておくだけでもOK)
③動きやすい方を感じ取れたら、それぞれ動きやすい方へ皮膚を滑らす感じでズラす。(ex:左と上に行きやすかったら、左と上に5ミリほどズラす。とはいえ、わかりにくいので「気持ちズラす」感覚)
④そのまま3~5分ほどジッと待つ。その間はリラックスして呼吸をしましょう。リラックスしながら一日を振り返りましょう。
これだけ。
仙骨にタオルをセットすること&おなかに手を添えることで骨盤内へ圧力をかけます。その圧力で硬くなった内臓組織にアプローチできる。さらに圧がかかった状態で呼吸をするとその呼吸力によって、徐々に内臓組織が緩んでいく。自然にマッサージしている感じ。そうすることで骨盤内・または周辺の血行促進が期待され、手を添えていた下腹部辺りがホッコリしてくる。その効果は、おなかに全体に影響し冷えにも効果的。あとは便秘や腰痛、胃の違和感、下腹部の張りにも効果があるのでお試しを。毎日、寝る前にどうぞ。
冷えは圧倒的に血流を滞らせる。
そして、自律神経に影響を及ぼします。どうか放ったらかしにしないで。
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